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MOTTAINAI もったいない

全1件

MOTTAINAI/もったいない プロジェクト とは

ジョルジオの工場を訪れる度に大きな容器の中に積まれた廃棄予定の革の山を何度も見ていました。
初めのころは何も感じなかったのが訪れる毎に少しずつ気になり始めてきました。
廃棄する革がもったいない。活用できないか?との思いが大きくなり私なりのアイディアを持って3月にジョルジオの工場を再度訪れました。

今回のミーティングは説明が複雑になる為に通訳を交えて始まりました。
「廃棄する革がもったいない。40cmの革を3枚繋げると120cmとなる。
繋げられないか?そしてその繋ぎ目をデザイン出来ないか?」と伝えました。
ベルトに使用する革は長さが必要となります。幅があっても長さが足りなければベルトの革としては利用出来ません。

私の提案に対してジョルジオは
「そのような特別なプロジェクトに参加できる事は喜ばしい。是非やってみたい。
実際にコードバンのベルトを作る時には3枚の革を繋いで作っている。
コードバン以外では顧客からの要望がなかったので作らなかっただけだ。
しかもここ最近我々の業界内でも革の廃棄について問題提起され出している。
近い内に業界内で革の廃棄に対して何らかの取り決めが行われるだろう。
その取り決めがなされる前に革を廃棄しない活動が出来ることが嬉しい。」
と言う回答でした。

これで大枠での革を廃棄しないプロジェクトが決まりました。
そして3枚の革を繋いだ製品のシリーズ名を「MOTTAINAI」と決めました。
直ぐにコードバンの繋ぎ目のあるベルトの画像を見せて貰いました。繋ぎ目も綺麗でした。

又、イタリアに行く数か月前からアイディアがあるからジョバンニ(フルグレインレザー)の端材は捨てずに取っておくように伝えていましたのでそのジョバンニの端材を使用した「MOTTAINAI」ベルトのブラックと焦げ茶の2色をその場でオーダーすることを伝えました。

帰国してジョバンニ・MOTTAINAIの見積もりが届きました。
廃棄する予定の革を使用して製作するので価格は安いだろうと期待しておりましたが、
残念ながらジョバンニと同じ価格の見積もりが出てきました。
繋ぎ合わせる工程がどうしても手間と時間を要してしまいコストが掛かると言う理由でした。
先にサンプルが出来て来ました。素晴らしい出来栄えです。繋ぎ目が素晴らしくデザイン化されています。
このサンプルを見て価格にも納得いたしました。

廃棄される革

廃棄予定の革の山。
この高品質な革の切れ端でベルトを作れないか。
可能性の山に見えてきました。

MOTTAINAI製造工程

ストリンガを作る際に出てくる余った革。捨てるにはとても「もったいない」上質な革です。
ベルトとして再利用出来る革を職人が厳選していきます。

MOTTAINAI製造工程

出来る限り余すこと無く、ひとつひとつイタリアの職人が丁寧に裁断していきます。
この切れ端が新たにストリンガとして蘇るパーツとなります。

MOTTAINAI製造工程

土台となる裏地の革に、裁断した革を貼り合わせていきます。
繋ぎ目、縫製、コバの処理を通常のストリンガと同様に行います。

完成

一つのアイディアと職人の技術によって
廃棄されるはずだった革が、新たにストリンガとして蘇りました。


イタリア職人の技術を活かしたこの製法により、通常牛革では長くとれる部位で140cm程度ですが、
革を繋ぐことで200cmでも、それ以上でも長さに限界がなくなりました。

そしてようやく製品が完成し販売までに辿り着きました。
廃棄される革の有効活用ができないか? と思いついてから1年以上時間を要しました。
出来ましたら多くのお客様にもご賛同頂きましてMOTTAINAI ベルトの販売を通して廃棄される革を少なくする活動にご協力頂けましたら幸いです。